地域調査(竹原編)

5月12日の月イチツアー「加茂坂と竹原の里」の下見に行って来ました。
下見当日は、天候すぐれない中の下見でしたがなんとか、雨が小降りで
下見が終了できました。神社にお参りしたかいがあったんでしょうね。

まずは、高田姫の墓と伝えらる場所に・・・
高田姫とは、里見の御姫様だったんです。
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こんな感じの道を進んで行きます。
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木々の生い茂った場所に、ひっそりと建っています。
ガイドの人達は、石碑などを見ると、そこになにが書いてあるのか、興味深々です。
読んだものは、ガイドのネタとして使うんです。

次に行ったのは、医王寺。
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こんな石仏がみられます。本当は、見てもらいたいのは、馬鳴菩薩(めみょうぼさつ)の
石仏なんですが・・・・・

さて、田んぼの景色をみながら、春光寺へ。
なんだか、とってもすがすがしい感じにさせてくれるお寺の名前です。
この時期にもってこいですね。
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お寺の裏山が、明星山城跡になっています。ちょっと坂道をあがります。
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ここからは、加茂坂峠を目指して歩きます。途中、お寺さんに寄ったりもしますが・・・
味のある道を通っていると、ちょっと珍しい石仏を見つけました。
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これは、牛頭観音です。馬頭観音とかは良くみるのですが、牛を供養したもの
があるのは、珍しいです。同じ場所に、獣を供養した石仏もありました。
という事は、この地域では酪農が盛んだったのか?牛を使って農作業をしてたのか?
はたまた、旧加茂坂を通って牛に荷物を運ばせたのか?といろいろ想像ができます。
こんな想像も下見の楽しみです。

さぁ~途中、昼食を食べお題にもなっています、加茂坂峠へ。
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木々に覆われていて、良い場所です。一人で行くのはちょっと寂しいですが・・・
旧加茂坂には、昔、街道だった事が分かるものがあります。
それは、道標です。
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ちょっと写真ではわかりづらいですが・・・・
旧道を通ったりすると昔の人の大変さがわかります。今は車社会になっていて、ちょっと
の距離でも車を使ってしまいますが・・・・(都会の方の方が日々歩いています)
少しでも、昔の人達の生活を感じることができたかなぁ~なんて思いながら、歩きました。

一般道にでると、こんな景色が広がってきます。
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田んぼの準備が出来てる所や、田植えが終わっている所もありますが、辺り一面田んぼです。
稲が実ったら、黄金の稲穂が一面に見れると思います。

今回の下見のツアーは、5月12日(日)に行われます。
集合場所:九重公民館
集合・出発時間:9:30
参加料:1500円(ガイド料・保険料・お弁当含む)
2日前までにご予約下さい。
詳しくは、また旅倶楽部まで・・・・

裏道へ

ちょっと天気がよかった日にフラッと鋸南方面へ・・・
本当は、先日出来上がったパンフレットを配りに行ってきたのです。
館山を出て、127号線を北へ。。。海を見ながらゆっくりドライブで
鋸南町の道の駅へ。その後、道の駅富楽里とみやまと南下して、館山方面
へ戻る途中に、「同じ道ではつまらん!!」と思い、夏目漱石も通った、
木の根街道へ。旧木の根街道は、現在は、枇杷畑になっていて、車では
通れないのですが、俳人小林一茶が通ったとされています。

木の根街道は、少し狭い道で木々が生い茂って、なかなかいい雰囲気なんです。
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ちょっと夜は寂しい所なんですが・・・
両脇には、びわ畑やソテツなどがあり、なんだかほっとする道です。

途中、新しく出た道を通り道の駅花倶楽部おおつの里へ。
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おおつの里は、花がいっぱいなんです。ですが・・・
時期も時期だったので・・・・
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こんな感じです。ゴクラクチョウカやストックが咲いていました。

地域調査(宮下莫越山編)

今回は、10月に行います「古代祭祀の聖地宮下莫越山」の下見に行ってきました。
ここは、南房総市の旧丸山町にあります。莫越山神社は、同じ旧丸山町に2か所あり、
1つは沓水、もう1つがここの宮下です。今回は、宮下の莫越山神社を起点にコース
を作りました。

まずは、宮下莫越山神社
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祭神は手置帆負命(たおきほおいのみこと)と彦狭知命(ひこさしんりのみこと)。社伝では、
その昔天富命(あめのとみのみこと)阿波の忌部氏を率いて安房の布良に上陸して開拓をはじ
めた時、これに従っていた工人の小民命(こたみのみこと)と御道命(おみちのみこと)の
願いにより、その祖神2柱を祀ったのが始まりとされています。
この神社の北側にある渡度山が、奈良県の巨勢山に似て円錐形の秀麗な形に見えることから、
古代にはこの山をご神体山に、南麓の遙拝所として造営されたものと思われます。
周辺には現在も神社に関係する地名が多く残されています。また古代の祭祀遺跡が周辺に点在
する事から見ても、古くから信仰がある神社だという事がわかります。

そこから永野台古墳へ。
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眼下には、丸山川とその流域の水田地帯が見渡せる絶好の場所にあります。
安房では、埴輪が出土している場所が少なく、永野台古墳と恩田原古墳しかないそうです。

高雲寺。
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宮下莫越山神社の別当寺。

いよいよ渡度山山頂の渡度山神社(奥の院)へ。
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急な斜面。落ち葉が落ちていて少しスベリやすいので、気を付けてのぼります。
ご神体山だけあって、なかなか登らせてくれないのです。。。
写真では、分かりづらいですが・・・そんな坂をゆっくり約15分登りると、見えて
きたのが、奥の院。
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やはりご神体山だけあって、すぐには登らせてくれないのです。のぼり切った後は、
なぜだかすがすがしい気分にしてくれるのは、やはり山の御蔭かと・・・・

さぁ~次は、八雲神社へ。
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神社の中には、御神輿が2基納められています。

林道を下り、次の場所へ。
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草むらの中に、1つ石が飛び出しています。これは、うなぎ棒と言います。
うなぎ棒と聞くと、なんだかおいしそうな気がしますが、このうなぎ棒には、言い伝え
があり、触っていけないそうです。

他にも、下見をしてきましたが、全部紹介してしまうと、ウォーキングツアーに行かなくても
よくなってしまいますので・・・・
是非、ご興味のある方は、10月14日ご参加下さい。

城跡シリーズ館山城編

今年度からの試み、城跡シリーズの第1弾を4月14日に行いました。
今回は、館山城。現在は城山公園として、市民の憩いの場となっている館山城跡は、天正19年(1591)、
9代里見義康が富浦の岡本城から館山城に移りました。まぁ~いろいろあって領地を縮小されてしまい、
藩の経済運営は大きな影響を受けてしまったんです。城郭も防衛主体の山城から、政治や流通経済の中心
となる近世城郭へと改革し、下町の建設も着々とすすめ体制を整えていったんです。
現在の天守閣は、当時には今の形のような建物はなく・・高さも、戦時中に軍の施設を作るために6~7m
位削られていて、道も軍が整備しているんです。下町にも今は家が建てられていますが、下町だった痕跡が
残されています。
今回は、そんな里見氏の居城&下町などをウォーキングしました。

コースは、大手門跡ー上町枡形跡ー新堀跡ー源福院跡ー菱沼跡ー土橋ー天王山ー御霊山ー
鹿島掘跡ー刑場跡ー大膳屋敷跡ー熊野山ー根古屋ー御屋敷ー采女の井戸ー貴美稲荷跡ー
藤井枡形跡ー古道ー新御殿跡ー帯曲輪ー井戸曲輪ー千畳敷ー義康御殿跡ー煙硝倉跡ー堀切跡
ー石積跡ー浅間神社ー天王台ー駐車場
ずらっと書きましたが、いろいろとその時代の痕跡が残っているんです。
では、ちょっと写真で紹介します。

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新掘跡。かみなか公園に石積みが残っています。 源福院跡。明治21年の館山の大火で焼失。
                       お地蔵さんや供養塔が残っています。

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菱沼跡。江戸中期まで汐入川の遊水池で     土橋。手にもっているイラストマップは、
した。現在は水路になっています。       倶楽部オリジナル。

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刑場跡。側には汐入川が流れています。

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熊野神社。熊野山は館山城の外郭的な機能    熊野堂。中世の宝篋印塔の笠石部分がみれます。
を持っていました。

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根古屋の五輪塔。山の麓から明治時代に古い五輪塔の墓が掘り出され、テボトケと称され、多く
お参りがあったという。

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煙硝倉跡。江戸の末に館山藩が火薬類を    義康御殿跡。里見義康の御殿があったとされて
保管した倉庫。               いる場所。二の丸と言われている。

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浅間神社。                 幕末の絵師渡辺雲洋の書いた龍の天井絵。

まだまだ紹介したいのはありますが・・・あまり紹介してしまうと、お仕事になり
ませんので、この他を見たい方、詳しく知りたい方は、また旅倶楽部へご依頼下さい。

コース上にあった物を写真で紹介。
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サンゴ化石       カラー        ネモフィラ

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ネモフィラ       フジの花       城山公園のつつじ

春を食べる!!

本日は、ガイドの小形博子さんからの情報です。

春の楽しみは、山野を歩き食べられる山野草を摘み食べる。
今年の春は、私の舌はべっくり!!大喜びしています。
始めて口にした・・・・
1.つくしんぼ
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2.柿の新芽
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柿の新芽の食べ方はとても簡単。柿の2~3㎝に伸びた新芽を摘み取り
水で洗い、天ぷらにするだけです。

聞いたことですが、苦いものを食え!!冬から春への体の切り替えに薬になる。

確かに、「良薬は口に苦しと」と言ったもんですね。昔の人の知恵はすごい
です。是非、みなさんも春を食してみてはいかがでしょうか?

春です!!草花が咲いてます!!

本日は、ガイドの金久ひろみさんからの情報提供です。
昨日4/8に2か所の城跡に行ってきたそうです。
まずは、館山城(現城山公園)へ。
ソメイヨシノは終わっていまいましたが、他の桜がきれいに咲いていました。
まずは、ボタン桜。
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ボタン桜にもいろいろな名前がありますが、今日はまとめてボタン桜にしちゃいます。

御衣黄(ギョイコウ)です。少し黄色かかった桜です。
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フジの花ももう少しで咲きます。
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城山公園は、年間通していろいろな花を見ることができます。

稲村城では、スミレの群生がみられます。
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もう少しすると、アザミが満開になります。
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館山・南房総は、自然が豊かでいろいろな草花を見ることができます。
この時期にしか見れない草花を、フラッと散歩して見てみませんか?

那古寺花祭り

今日は、一昨日・昨日とはうって変わって良い天気になった館山。
館山湾からの富士山も久しぶりに姿を見せてくれていました。
やはり、今日は4月8日お釈迦様がお生まれになった日だからですかねぇ~
という事で、本日は、補陀洛山那古寺の花祭りに行ってきました。今で言う「誕生会」です。
正式には「降誕会」といいます。

まずは、本堂にお参りを・・・
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那古寺は、養老元年(717)僧行基により開山とされ、平安時代に造られた木造千手観音菩薩を
本尊とする真言宗の古刹であり、坂東三十三観音礼所の結願寺です。

花祭りは、花で飾った花見堂内のお釈迦様像に甘茶をお祝いの意を込めて、お参りします。
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お参りした後は、檀家のお母さん方が作ってくれた甘茶とお団子をいただきました。
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小さなお団子は、少し甘くて美味しいです。他の参拝の人は、ご家族に持ち帰っていたので、
私も家族3人分いただいてきました。檀家のお母さんが言うには、「このお団子をのして乾燥させ
お財布の中に入れておくと、お金が溜まるそうよ」との事。早速やってみようと・・・・

針供養も行われていました。お経を聞くとなぜか?心が落ち着きます。
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針塚は、使い古した針を納める針供養の為の塚。昭和41年(1966)に全和装団体連合会・
安房郡市和装教授会他の数百の団体や個人によって奉納されたんです。

毎年、花祭りの日に針供養も行われていますが、今日は別に、南無地蔵菩薩の開眼式も行われ
ました。
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お地蔵様は、大地がすべての命を育む力を蔵するように、苦悩の人々を無限の大慈悲の心で
包み込み、救うところから名付けられたとされています。一般的には、子供の守り神と知られて
います。
とても優しいお顔の地蔵菩薩です。仁王門を入って右手にいらっしゃいますので、是非、手
を合わせて下さい。

そういえば、館山・南房総には、お地蔵さんが沢山あります。
そのうち、地蔵特集でもしようかと思ってます。

那古寺に行くウォーキングツアーが、9月8日(日)にあります。是非ご参加下さい。

さくらを見るなら・・(PART2)

本当に今更で、申し訳ないですが・・・
3月29日に南房総市の大房岬の桜を見に行ってきました。
風が吹いていたので、桜の花びらがヒラヒラと綺麗いでした。
何故か?花びらヒラヒラを見ると、遠山の金さんを思い出してしまうのは、
私だけでしょうか?それも杉良太郎の・・・「桜吹雪が目に入らぬか!!」
ただそれだけの理由なんですが・・・・

さぁ~元に戻りますが、大房岬は、また旅倶楽部でもガイドをする場所です。
岬内には、多くの戦争遺跡が残されています。たぶん、普通に遊びに行ったら
「戦争遺跡なんだぁ~」と思わず素通りしてしまうかもしれません。
歴史も深い場所でもあるんです。いろいろな伝説も残っている大房岬は、大島桜
やソメイヨシノなどが咲いています。

まずは、大房岬駐車場の桜
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薄いピンクと白の桜のトンネルです。

運動園地の桜
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お花見をしている人や、青空英会話レッスンをしている団体、サッカーをしている子供達
がいました。桜の下で英会話レッスンというのもなかなかいいですね。

そんなこんなで、もう桜も終わりです。館山・南房総は、これから新緑の時期を
迎えます。新緑を見ながらウォーキングをするのも楽しい館山・南房総の過ごし方
ではないでしょうか?

追伸:来年もまた桜情報を伝えます!!(同じ写真だったらごめんなさい(汗))