JR秋【旅市】の取材

本日は、JR東日本旅客鉄道の秋の商品の取材をしました。
秋の商品「旅市」に、今回、また旅倶楽部がガイドを担当する事になりました。
旅市というのは、地元の人との交流や地元のお宝を主にした旅行商品なんです。
詳しくは、旅市のHPをご覧ください。http://www.jreast.co.jp/tabiichi/concept/
そんな旅行商品に、また旅倶楽部がガイドとして参加出来るなんて!!感謝です。

という事で、本日はライターさんとカメラマンさんとJRの担当者さん、市町村の担当者さんと
一緒にパンフレット用の撮影に同行しました。
ガイドするのは、南房総で秋と言ったら小松寺。紅葉がきれいなお寺として有名ですが、歴史
あるお寺として、また伝承も残されているお寺として、なかなか味のあるお寺なんです。
まぁ~南房総には、お寺がだくさんあります。今の時期だと、あじさいのお寺「日運寺」。
彫刻で言ったら、石堂寺や小網寺など・・・沢山、魅力のあるお寺があるんですが、今回は、
小松寺をご案内します。

今日の小松寺は、睡蓮の花が池に沢山咲いていました。
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池には、鯉や亀までも居ました。(亀はわかりづらいですが・・・)
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おっと今日は取材でした。
本堂や境内で取材。
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本堂から少し歩いて、乙王の滝へ。ここは小松寺七不思議に入っている場所です。林道を歩いて行きます。
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ガイドの紹介の撮影です。
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なかなかいい感じに写真が撮れました。
この写真が、JR商品「旅市 秋」のパンフレットに載ります。
是非、みなさん秋には、JRの旅市で南房総にお越し下さい。私達、また旅倶楽部がお待ちしてます。

地域調査(館山市洲崎編)

予定していた下見の日が、運よく梅雨の晴れ間に恵まれました。
しかし・・・蒸し暑かったです(汗)

今回は、7月の月イチツアー「頼朝伝説と洲崎を訪ねる」の下見に行ってきました。
集合は、洲崎神社。ここの神社は、源頼朝が石橋山の合戦で敗れ、安房の地に逃れてきて、源氏の再興を
祈願をした神社でもあり、北条政子の安産祈願をした神社でもあります。また、室町時代に江戸城を築い
た、太田道灌が、鎮守として洲崎神社の御分霊を奉斎したのが神田明神の摂社八雲神社の前身と伝えられ
ています。
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朝だったので、逆光になってしまってますが・・ツアー当日は、階段を上って本殿へお参りします。
ちょっと階段を見るとフゥ~って感じになりますが、本殿からの景色は、最高です。

洲崎神社から少し行くと、富士講行者碑があります。
富士山を信仰して登山を繰り返し、昭和8年に88回の登山を達成した人物が記念に建てた物です。
この方、成功した時は、94歳だったとか・・・
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次に養老寺。
養老元年(717)に役行者を開祖として創建されたと伝えられ、本尊は洲崎神社の本地仏である十一面観音
菩薩です。境内にある石窟と独鈷水(どっこすい)は役行者との関係が伝えられ、「南総里見八犬伝」の舞
台にもなっています。また、頼朝の話も残されています。

役行者の洞窟

役行者の洞窟


今日の下見では、ご厚意により観音堂の中を見せていただきました。
ここの彫刻が素晴らしく、向拝に安房の名工後藤義光の師後藤三四郎恒俊の彫刻があります。
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頼朝伝説の井戸へ。
頼朝が上陸した飲み水がなかったので、岩間に矢尻を突き立てたところ清水が湧いたとう伝説の場所です。

頼朝伝説の井戸「矢尻の井戸」

頼朝伝説の井戸「矢尻の井戸」

少し休憩をして、海岸のへ。
これまた、下見という事で、コースに入れるかどうかの確認の為、栄の浦へ。
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とそこに、大きな物体が・・・亀です。でも・・・・命が尽きておりました。
海に流れているゴミなどを口にしていまう亀もいるそうです。ビニール袋が、プカプカ浮いていると、
獲物と間違え飲み込み、窒息死となる亀もいるそうです。合掌。

びっくりした後は、もしかすると本当は源頼朝が上陸した場所ではないのか?というところも
調査してきました。
石橋山の合戦に敗れて、安房に逃れてきて、初めて上陸した地点が房総半島に2つあります。
館山と鋸南町にあるんですね。お偉い先生が、鋸南に上陸したと決めてしまったので、鋸南が
有名になりましたが、その時代の人が今生きている訳もなく・・
伊豆から逃げてきて、その時代エンジンを付いていない舟で、東京湾の中に入るというのは大変
だったはずです。まして、飲み水も底をついているのに、わざわざ湾の中に入っていく?なんて
思います。それと、伊豆からサーファーが流されたりすると、洲崎沖で見つかるという事があります。
それを考えると、館山の洲崎ではないのか?と思ってしまいます。
↑あくまでも、自分だけの考えです。館山ひいきも入っていますので、あしからず・・・
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この奥に祠があります。怪しげな場所です。(当日は、足元が悪く岩の上で危険なので行きません)

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プライベートビーチ的な場所です。ちょっと漂着物が多いですが・・・
(ここも当日のコースには入りません)

さて、ルートに戻って、水上特攻艇格納壕へ。
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水上特攻艇「震洋」の格納庫です。この周辺には、いくつかあったそうです。
この写真は、壁に文字が彫られていて、読んでるんです。なにが書かれているのかは、ツアーの時
にお話しします。

洲崎灯台へ。
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房総半島の最も西の場所にある灯台です。洲崎灯台は、三浦半島最南端の東端にある剱埼灯台と共に
東京湾への出入りする船舶の目印です。
最近では、AKB48などのプロモーションなどで使われた事で有名になっています。
また、地域活動団体が、洲崎灯台周辺を「洲崎マーガレット岬の会」のみなさんが、マーガレット岬を
復活しようと活動をしています。

洲崎御台場へ行く前に、灯台を降りたところに、美味しそうな物が・・・灯台へ上る時から気になって
いて・・・休憩してみました。自家製のところてんとあんみつを食べました。
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因みに、私はところてんです。もう少し酢を足していただきました。歩いて暑くて、疲れた体には、
いいですね。疲れが取れた気になります。あぁ!!歩いてなくてもおいしいので食べてみて下さい。
当日は、寄る方向で考えておりますが・・・ツアー料金に含まれておりませんので、ご了承ください。

さぁ~洲崎御台場跡へ。
現在は、私有地になっていて、入場料を払わないと中に入れません。
この御台場後は、江戸時代の終わり頃、黒船襲来にそなえて、東京湾入口の安房や三浦に多くつくられ、
大砲が設置されました。洲崎には、5門の大砲が備えられていました。今は、その面影すらなく、重機
が入りキャンプ場として整備しています。

台場の石。
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お台場の石垣に使われてた石が、近くの民家の石塀に利用されています。

今は、天草のシーズンらしく、いろいろな所で天草が干してあります。
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この写真は、アスファルトの上です。歩いていると、いろいろな場所で海藻の匂いがします。

さぁ、最後は、御神石です。
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浜に祀られている長さ2.5mの丸みを帯びた細長の石です。竜宮から洲崎大明神に奉納された二つの
石のひとつとされ、もうひとつは三浦半島に飛んでいったといいます。それは浦賀の西にある安房口神社
にあります。なぜか?というのは、ツアー当日のお楽しみです。

このツアーは、7月7日(日)七夕です。
集合時間9:30
集合場所:洲崎神社
参加料:600円
持ち物:お弁当・飲料水他
小雨決行ですが、中止になる場合もありますので、2日前までに、また旅倶楽部までご連絡下さい。

地域調査(白浜塩浦浅間神社編)

梅雨入りしていますが、南房総・館山では、あまり雨が降っておりません。
ウォーキングツアーを開催する立場としては、雨が降らない方がいいのですが・・・
畑がカピカピ状態になってきていて農家さんは大変です。
今日は、梅雨らしい天気なりそうですが・・・・

さて、昨日(6月10日)、6月30日予定の【イベントツアー】白浜塩浦浅間神社奇祭見学と
大滝めぐりの下見に行ってきました。
当日の集合場所に集まり、コースを確認。
まずは、駐車場から、垢離場(こっとり場)と海野亀塚へ。
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うちのガイドさん達は、石碑を見るとそこに書いてある字を読み始めます。勉強熱心なんです。

そこから、弁天様→子育て地蔵→メインの浅間神社へ。
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<子育て地蔵>
館山・南房総には、お地蔵さん率が高いのです。いたるところにお地蔵さんが居ます。

浅間神社です。本殿が山の上にあります。祭り当日は幟旗が建てられ本殿が開かれます。
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狛犬です。なんだか顔が面白いので撮ってみました。私的には、アン○ニオ猪○ににているような・・・
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本殿前からの景色です。昨日は、大島が見えていました。
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延命地蔵→地蔵岩屋→塩浦大滝へ。
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やはりお地蔵さんです。岩屋のお地蔵さんは体の部分と顔の部分違うのです。結構そういうお地蔵さん
を至る所で見ることがあります。これには理由があるんですが・・・当日お話しします。

塩浦大滝です。紫陽花が咲いていて綺麗でした。当日まで、がんばって咲いててくれれば
いいのですが・・・・滝の水量も雨が降らないので、少ないようです。
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ちょうど、塩浦大滝を整備している方にお会いしました。約3年かけて整備したそうです。
いつもきれいにしてくれてありがとうございます。

その後、塩浦小滝&鍾乳洞へ。歩く距離的には、3㎞位になりますが、今回のツアーはお祭りが
メインになります。

祭りは、塩浦の浅間参りといいまして・・・
その年に生まれた子供がいる家では、孫に赤い鉢巻をさせ、誕生日と名前を書いた旗を持ち、
祖父母が背中に背負い、浜の垢離とり場からす裸足で参拝順路に従い、各所を拝みながら、
頂上の本殿へむかいます。本殿を3回廻り、旗を奉納し裏道を下ります。聖地に裸足で詣でる
信仰は、各地にありましたが、今伝承されているのは、極めて貴重です。

是非、ご参加下さい。
6月30日(日)9:30~15:00 ツアー参加料600円です。
お待ちしております。

地域調査(館山市宮城・笠名・大賀編)

6月9日の月イチツアーの下見に行ってきました。
下見の日は、日差しがあり、日向は暑いくらいでしたが、日影や木陰は、風があり心地よい
ウォーキングの下見になりました。

6月の月イチツアーは「洲ノ崎海軍航空隊と宮城浄水場」という事で、戦争遺跡関係の場所
をウォーキングします。
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射撃場へ続く道。戦闘機を置いて、この先約100mの位置にある的に向けて、機銃の調整をおこ
なうための的として使われていた施設の跡です。
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銃弾の跡とか見る事ができます。

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館山市茂名に続きく道です。手掘り?のトンネルを抜けて、浄水場を目指します。

浄水場までの途中にも、戦争遺跡の壕の跡が残ってます。
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いよいよ浄水場です。
門はこんな感じ。。。。
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今は、立入禁止になっていますので、中には入れません。
門から少し登ると、ため池?を見る事ができます。
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碑が残っていますが、やはりここも立ち入り禁止です。
ここは、アオサギやウなどが生息しています。
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途中には、当時の海軍の敷地だという事を示す標識が埋もれていました。
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宮城浄水場をあとにし、いよいよ洲ノ崎海軍航空隊のあった場所へ。
っとその前に昼食場所は、赤山地下壕のところで。当日は、参加者でご希望がある方に、地下壕内
をご案内します。但し、入壕料は各自負担でお願いします。

これはなんでしょう?
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正解は、防空壕だそうです。
畑などの中に、残されています。普通に歩いていたら、見過ごしてしまう所です。
その他にも、掲揚台跡とか講堂跡とかも見る事ができます。
あとは、当日のお楽しみです。

歩いている途中、神社を通ったところ、木のそばに看板が建っていました。
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なんと、ご神木などの木に石油が撒かれていたそうです。その為、1本の木が枯れて
しまったとの事です。ひどい事をする人がいるんですね。もし館山人がしていたら、同じ
館山人として情けない限りです・・・・

話を元に戻して、
午後からは、あまり日影・木陰がありません。6月という事もあり、
熱中症対策をしてご参加下さい。お待ちしております。

【追伸】ちなみに、家の愛犬もクタクタになってました。もう下見には、連れていけない時期です。
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