地域調査(南房総市 岡本城編)

昨日、南房総市にある、里見氏の居城だった岡本城のウォーキングコースの
調査&下見をしてきました。
(別の班は、11月の月イチツアーの下見に鋸南へ行っていました。)

岡本城は、戦国大名里見氏の居城で、館山に城を移すまで里見当主の城として
機能していました。湊として機能する小湾をもち、典型的な湊城です。

今回は、南房総市役所の駐車場から出発し、里見氏にゆかりのある、お寺や
場所をまわり、岡本城へ。岡本城から、湊やお寺をまわり、駐車場へ。

このコースは、高低差がありますが、ゆっくりまわれるコースができそうです。

枡ケ池・・白い手が池から出てくるという伝説が・・

石碑に刻まれている文字を解読中

物見台からの景色

途中の土手の花

コースが出来上がりましたら、モデルコースにアップしますので、ご覧下さい。

余談ですが、今回のコースに珍しいお地蔵さんが・・・・
  
見た目は普通のお地蔵さんなのですが・・・

  
足の裏を見せいます。これは珍しいらしいですよ。勝手に「水○に効くんじゃない?」なんて言ってますが、下手な事を言うと”罰”が当たるといけないので、きちんとお参りしてきました。

ツアー報告(にしざき民話の里を歩こう!!)

9月22日に「にしざき民話の里を歩こう!!」を開催。
今回は、館山市の中でも、大蛇の伝説が残る地区をウォーキングしました。
西岬地区は、素敵なホテルや旅館がある場所です。今回のスターとは、高速
バスの停留所でもある休暇村館山前を出発しました。
コースは、旧道を通って、金山神社-船越鉈切神社-高性寺-御嶽神社-
善栄寺-中原淳一の碑-浜田海岸-海南刀切神社-休暇村館山の約8.5㎞コース。

結構、隠れたお宝のあるコースなんです。途中の川底には、カナクライシ(ビーチ
ロック)を利用した橋の跡とか、善栄寺は「痣取り阿弥陀様」と呼ばれてご利益が
言い伝えられてるとか。そんな場所をガイドが案内しました。

出発前の体操

普段は入れない船越鉈切神社内

善栄寺

中原淳一の碑

海南刀切神社・・彫刻は、後藤忠明

地域調査(館山市 稲村城編)

本日、館山市の九重地区にある稲村城の現地調査をしてきました。

この稲村城は、国の史跡に指定された城跡です。

簡単に稲村城の説明を・・・
稲村城は、室町時代の十五世紀後半から天文三(1534)年に里見家の内紛によって
里見義豊が滅ぼされるまでの前期里見氏の居城でした。
ここは、安房国の府中を押さえる位置にあり里見氏による安房支配のための拠点で
したが、内紛を収めた里見義堯が、本城を滝田・宮本方面へ移動すると使用されなく
なりました。そのため、戦国前期の城の姿がいまも残されいます。
城の中心部は、東西五百メートル、南北五百メートルの丘陵で、山頂には広い主郭
や土塁、三か所の堀切などがあります。北側と西側は急斜面の要害で、東側と南側
には複雑に腰曲輪を重ねるなど、数多くの遺構が残されています。
また、北の滝川は外堀の役割をもち、東・西・南を廻る丘陵は外郭の役割をはたして、
東西約2㎞、南北約1.5㎞にわたる大規模な範囲の城で、安房国の統治を主眼に
した所堅固の城と考えられています。(里見氏稲村城跡を保存する会の解説板から)

ちょっとどころの解説ではなくなってしましましたが、調査の様子を・・・

コース選定も終わり、あとはマップ作成します。今後、ここのツアーもモデルコースと
してアップしていきますので、みなさん参加して下さい。

次回の調査は、同じく国の史跡になった、南房総市の岡本城です。報告をお楽しみに。

やわたんまち

9月15日・16日と安房最大のお祭りが開催されました。
この「安房やわたんまち」は、千葉県無形民俗文化財にしていされています。
3市町にわたる13の神社が寄り合って、一つの祭りを行うという、安房地方
を代表する「寄合祭り」です。

今年は、1日目は、午前中雨に降られてしまい、2日目は、夜雨に降られて
しまいました。結構、雨に降られると若い衆は、もりあがるようです。
山車やお舟は、彫刻や人形、幕を雨から守る為にシートを被せて引き回しを
行います。お神輿の場合も、シートを被せる地区と被せない地区があるよう
です。祭り通の人から言わせると、お神輿にシートを被せるのは「邪道だ!」
といいます。

写真は、2日目の晴れている時に撮ったものです。

八幡神社に山車が入ってきました。(三軒町)

参道を山車が通ります。(六軒町)

 

山車・お舟が八幡神社に入り、その後、駅えに向かい引き回しが行われます。
その後、お神輿8基が地元へ向けて、境内で、「もみ・さし」を行い岐路へ向かいます。

さしをしています。(安房神社)

境内でもんでます。(安房神社)

 
南房総最大のまつりが終わると、館山市では「里見まつり」という観光祭りが開催
されます。10月13日・14日の二日間にわたり、館山駅周辺で行われます。
1日目には、23台の山車・神輿・お舟が集結します。
是非、お越しください。

槙の生垣

今日は、館山市の鶴谷八幡宮八幡神社の周辺を散策してきました。
この周辺には、槙の木を使った生垣がたくさんあります。
槙は千葉県の木でもあり、この槙の生垣は南房総ならではの景色です。
槙の生垣は、房総特有の西風から家を守り、隣の家の火事などからも家を守る
役割があります。

この八幡神社周辺の槙の生垣は、この時期、素晴らしい景色を見させてくれます。
それは、南房総最大のまつりが行われるからです。まつり前になると、どこの家も
垣根を刈込、まつりの準備をします。この時期の植木屋さんは、大忙しです。
生垣が大きいところで、約6メートルもあるんです。

小道に入ると槙の生垣が迷路のように・・・

この時期に、槙の生垣を見に行ってみては、いかがですか?

9月15日・16日は南房総最大の「安房国司祭やわたんまち」です。
安房神社をはじめとする近隣の神社から11基の神輿と5台の山車やお舟が
集結します。前日でもあって、神社も出店も準備していました。

左が八幡神社、右が安房神社の御仮屋です。真ん中が、その他の神社ものです。
やはり、安房神社だけ格が違います。
各地区の神輿は、15日に各地区から八幡神社に集結し、一晩ここに納めておき、
16日には、各地の神社にもどります。昔は、各地区の神社から担いで来ていま
したが、近年では、途中まで車に乗ってきます。いろいろな交通事情がありますからね。

15日・16日と、この参道は、人とお店でにぎわいます。
是非、見にきて下さい。
まつりの報告は、また後日・・・・(報告できないかもしれません(笑))

イラスト なかやワールド

平成24年9月7日~10月14日まで、イオンタウン館山で、
イラストなかやワールドの展示会が行われています。
本倶楽部の代表でもある中屋が、みずから調査し描きためた
イラストを展示してあります。

伝えたい「安房の伝統と遺跡」とだいして戦争遺跡や里見まつり参加地区の
山車・神輿・お舟や、富浦地区の山車等のイラストを展示しています。

是非、この機会イオンタウン館山に足を運んで見て下さい。
場所は、クロックハウス横になります。

巡視船「やしま」着岸

9月4日に館山夕日桟橋に海上保安庁の巡視船「やしま」が着岸しました。

巡視船が初めて夕日桟橋に着岸したので、見学の人がちらほら。。

全長 130メートル 最大幅 15.5メートル 深さ 8.8メートル 総トン数 5,300トン
ヘリコプターが2基搭載できる巡視船です。

映画「海猿」が公開中なので、若い女の人も見学してました。

館山湾には、海上自衛隊の護衛艦が停泊していました。

夕方には、隊員さん達が小型船に乗り上陸していました。どこへいくのやら・・・

農家さんへ行ってきました

雨が降ったので、蒸し暑いのですが、今日は、農業体験で一緒に
やっています、「農業で豊房を元気にする会」へお邪魔しました。

稲狩りもだいぶ終わって、いちじくの出荷といちごの準備をしていました。

8月下旬から11月の初旬まで出荷されるいちじくです。
(収穫体験できます。農業体験ページをご覧ください)

今日は、たまたま千葉県と館山市の農水産課の方が、放射能検査とやらで、
いちじくを持って行きました。今まで、館山では、放射能は問題ないので
すが、決まりなので検査に回します。

いちごハウスです。

うねの準備が終わり、もう少しでランナー(苗)を植えます。
植えるのにも向きがあるので、向きを合わせて植えるのが素人では大変です。
でも、この作業があるから美味しいイチゴが食べられるのですね。


いちごの苗です。これを植えるように準備します。大変な作業です。

1月からいちご狩りができます。

いつもお世話になっている、農業で豊房を元気にする会の代表さんが、
新しい、ハウスを作っていました。

農家さんは、大変です。暑い中、雨が降ろうが雪が降ろうが、やることが
たくさんあります。野菜の成長は待ってくれませんからね。

そんな、農業体験をみなさんもやってみてはいかがでしょうか?
お待ちしております。