月イチツアー「幻の「皆倉」の滝と日本最古の「柱木牧」を訪ねる」報告

すっかりご無沙汰しております。
1ヶ月近く更新をしておりませんで・・・すみません。

今回は、9月の月イチツアー「幻の「皆倉」の滝と日本最古の「柱木牧」を訪ねる」の報告です。
お題が長すぎて、題名もうまく表示されるか心配ではありますが・・・

開催したのは9月10日(日)です。天気に恵まれ暑い位の日でした。当日、私は別件の仕事をして
いましたので、下見の時の記憶を辿って書こうと思います。
集合場所は、珠師ケ谷八幡神社です。そこから、車を移動させ、今回ご協力いただきました佐久間さん
のお家の近くまで行き、そこからウォーキングをスタートします。

スタートして少し歩くと、石仏があります。

なかなか素敵な馬頭観音様です。

大沢林道を途中まで行き、分岐点から珠師ケ谷線へと入っていきます。

少し急な坂道を上がって行くと、幻の滝「皆倉の滝」の場所につきます。
この滝は、皆倉堰から放水する時にだけ現れる滝で、普段は見る事ができませんが、今回は、珠師ケ谷
区の方のご厚意により堰をあけていただきました。
どんな時に見れるかというと、温石川の水量が不足して、珠師ケ谷から石堂の水田と和田三原の水田の
灌漑用に放水せれるときだけ見れるそうです。
下見の時はこんな感じでした。

当日は、こんな感じ。

来られた方は、皆さん感動していたそうです。ちなみに、この日は読売新聞の方も取材に来られてました。

滝から100mほど登ったところに、皆倉の旧集落の跡があります。

昭和30年から40年頃にかけて、ここから移転した住宅跡が残っています。
この場所から、山越えをして毎日石堂寺の小学校まで通ったという話を聞きましたが、ここまで上がって
来ただけでも大変なのに、まだ先まで行くなんて、想像しただけで登校拒否になりそうです。
お年寄りの人が元気なのは、子供の頃に足腰を鍛えてたからなんだなぁ~と思いました。

そこから、珠師ケ谷から和田町を結んだ古道を歩いていきます。こんなところなの?と思う所もあります
が、途中、古道だった面影のお地蔵様や馬頭観音が残されています。和田町から珠師ケ谷へと魚の行商が
通った道でもあります。

次に経塚山方面へと向かいます。(経塚山には登りません)
途中、4等三角点を見に行きます。

三角点は、明治初期から陸軍参謀本部の陸地測量部が設置し、以後、国土交通省が管理しています。
標柱の大きさは12cmで1等三角点は18cmになってるそうです。

ここから、柱木牧を通り大沢林道へと向かいます。

柱木牧は、平安時代(905年ころ)の文献に残っていて、8代将軍徳川吉宗のころから馬と白牛の
放牧地として明治43年まで、江戸幕府・明治政府により管理されていました。野馬土手、水飲み場、
馬捕り場などの遺構が残されています。
馬捕り場は、3区画に分かれており、下段が「追い込み場」、中段が「溜め込み場」、上段が「払い
込み場」となっています。追い込んだ馬を、溜め込み場で選別し、払い込み場から江戸幕府(武士用)
に送り出し、残りを農民に払い下げしたり再度牧に放牧したそうです。

牧を下り、大沢林道へ。

なかなか雰囲気がいいところです。
途中、大沢隧道があったりと・・・

この林道は、温石川の上流から沿って通っている道です。

温石川は2級河川です。温石というのは、暖を取るために懐に入れて温めた石のことで、その昔
この川がそうした石の産地であったため、温石川となったといいます。

温石川には、鉱泉が流れています。

石のまわりが白くなってるのが分かるかと思います。支流の所に、かつて珠師ケ谷区の人達が
鉱区を設定し、塩ビ管でドラム缶に集め、これを集落の人が利用していたそうです。今は利用し
なくなったそうです。
秘境温泉なんていうのが出来るかも?なんて考えたりなんかしちゃいました。

あとは、出発地点へと戻ります。
今回、お手伝いいただいた佐久間さんのお家の井戸は、茶色い水が出ていました。
やっぱり鉱泉の関係なんでしょうか、手を洗わせてもらったら手がスベスベになりました。

今回のコースは、健脚コースでしたが、皆さん元気に到着できました。下見の時には、
ハチに襲われたのでしたが、本番は大丈夫だったそうです。
ご協力いただいた皆様、ありがとうございます。良い1日が過ごせました。

9月のお散歩ツアーは、荒天の為中止となりました。

※お願いがあります。ガイドの独り言を見て訪れる方がいるようですが、山道に関しましては、
自己責任でお願いします。また、神社仏閣に関しましては、信仰の場ですのでルールを守って
お参りして下さい。よろしくお願いします。

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