イベントツアー「吉保八幡神社流鏑馬神事」下見

梅雨入りしました。梅雨入りしたとたん、大雨が降ったかと思えば晴天つづきだったり・・・
ウォーキングツアーやるのには、ヒヤヒヤする季節になりました。

さて、9月28日に行います、イベントツアー「吉保八幡神社流鏑馬神事」の下見に行ってきました。
天候に恵まれて(暑かったですが)がんばって行ってきました。
下見なので、コースの確認やガイドのポイントの確認をしながら進んでいきます。
まずは、吉保八幡神社です。
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吉保八幡神社(きっぽはちまんじんじゃ)は、千葉県鴨川市仲(安房国長狭郡)にある神社。
旧社格は郷社。誉田別尊を主祭神とし、素戔嗚尊と天忍日命を配祀する。天長6年(829)に
吉保郷の鎮守として勧請、文安年間(1444~48)に里見氏家臣緒方茂次が祈願所として再建し
たと伝えられています。
本殿は、天明年間(1785頃)の造営されたと伝えられいます。彫刻は「波の伊八」の武志伊八郎
信由、30代の作だそうです。
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(本堂の中には通常入る事は出来ません)

流鏑馬神事は、毎年9月の最終日曜日に行われます。神事としては古式ゆかしく執り行われます。
もともとの起源ははっきりしませんが、社伝によれば、鎌倉時代中期までさかのぼると言われて
います。約210mの馬場を疾駆しながら、3つの的めがけて矢を放ち、それを3回繰り返しま
す。他の地域で行われているやぶさめと異なる特徴は、的までの距離が遠い点が挙げられます。
吉保八幡のやぶさめはが武芸としてよりも、五穀豊穣を祈願し農作物の収穫の豊凶を占うことを
第一の目的として行われて来たためだそうです。的に当てることよりも、放った矢の当り外れに
よって、天からのお告げがもたらされると考えられているため、的から外れることにも重要な意
味があるという事です。騎射する人(禰宜)は心身を清めるために、一週間清進潔斎することが
定められています。
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コースは、吉保八幡神社から神明神社、善能院を見学して、ねぎどんへ行きます。
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善能院の大日様です。
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こんな景色をみながら歩いていきます。

ねぎどんから、神事に向かう禰宜と馬・的・宮だちを見学します。

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的の大きさと厚さを見て下さい。他ではあまり見ないと思います。

そこから、神社へ向かう途中に圓明院へ立ち寄ります。
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なんとも言えないお地蔵様がいます。

その後、流鏑馬神事を見学する予定です。
境内の中は、御神輿や禰宜と一緒に到着した宮だちが並べてあります。
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是非、昔からつづく吉保八幡神社流鏑馬神事を見学しにお越し下さい。
ちなみに、今の馬は引退したサラブレットですが、私の子供の頃は、農耕馬が走っていました。

下見が終わったので、少し足を延ばして大賀蓮を見に行ってきました。
鴨川市の北小町という所にあります。長狭街道から古代大賀蓮の看板の所を入って行くと無料の
駐車場があります。
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千葉市検見川で発見された古代ハスの種の化石を、研究開発を重ね、古代からタイムスリップさ
せることに成功した大賀博士の名をとって、大賀蓮と呼ばれています。
大賀蓮が開花する瞬間に音がするらしいく、その音を聞いた者には、幸せが訪れるという言い伝
えがあるそうです。
6月16日に行ったので、まだ少し早いようですが、お近くにお越しの際は、見に行ってみて下さい。

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