5月18日イベントツアー「大山不動火渡りと周辺散策」(鴨川市)へ行ってきました。
天気に恵まれ、旧大山小学校から大山不動尊へ。今日のメインは火渡りを見学する事です。
っと・・・・出発しようとカメラをリュックから出し、電源を入れると電源が入らない!!
バッテリー切れ?? という事は、カメラが使えないという事に・・・・
残念ながら、他のガイドさんもカメラの電池が・・携帯のカメラで撮ればと思い、リュックを
あさってみると、携帯がない!!携帯も忘れお手上げ状態。
という事で、今回の報告は写真がまったくと言って少ない状態での報告になります。
ブルーな気持ちで坂道をあがり、旧参道を通って大山不動へ。
途中にバクチの木群生地があります。
大山不動にも到着し、いよいよ火渡りの行事になります。
行者のみなさんがほら貝を鳴らしながら入場してきます。
この火渡り式は真言密教の秘法儀式で、貞観年間(832~909)聖宝理源大師が日本七霊山の一つ
大和峯山『醍醐寺』で山岳修行中、柴(山に生えている小さい雑木)で護摩秘法を行い、毒蛇を退
治したことが始まりとされています。
柴燈大護摩は、行者さんの法螺貝の音で儀式が始まり破魔矢を放ち結界を張って中央にある護摩壇
に火がつけられます。般若心経の太鼓と共に住職が護摩を炊き祈願を行います。
火渡り儀式は、不動明王に帰依し、願望成就の功徳をお持ち帰りいただくという儀式です。
護摩供養が終わり、いよいよ火渡りです。
最初の方に並ぶと熱いので、真ん中位に並び渡ってきました。渡った人だけに、お守りが渡されま
した。その後、大山不動のみなさんの御接待があり、海苔巻やらから揚げやら出てきていました。
接待の「ごやっかい」になり大山千枚田に向けて出発しましが・・・出発する前に、ちょっとビックリ
する事件があったので報告します。火渡りの片づけをしている中、とある60代一眼レフを持った男性
が、台に乗ってたお守りを二つ手にしたのです。少し離れたところからご住職が「勝手に取らないで下
さい。」と言っていたのにその男性は、そのまま持ち去ろうとしていました。そこで、「勝手に取らな
いでと言ってますよ」と言ったら、その男性は「誰が!?」と・・・「ご住職が・・」と答えると「聞
こえない」と言ってそのまま持ち去りました。私は「????」状態に。
勝手に持って行ったお守りなんて、ご利益がないに決まってるのに・・そのうち罰があたりますぞっ!!
という事がありました。
幸い、また旅倶楽部のお客さんには、常識を持ったお客様ばかりなのでありがたいです。
さて、大山千枚田では、景色を楽しみながらの昼食です。田植えが終わった千枚田を観光客のみなさん
も見に来ていました。この景色を報告できないのが残念です。
大山千枚田を後にし、遠本寺・旧参道の一の鳥居・中芝観音堂を見学し集合場所へもどりました。
一日充実したウォーキングになりました。
コースとか気になるかたは、「大山不動火渡りと周辺散策」下見をご覧ください。
http://matatabiclub.com/?p=2535
ちなみに、カメラは充電切れではなく壊れてしまいました(泣)