お散歩ツアー「伊戸で懸崖滝の不思議発見」報告

新緑の季節になりました。フジの花やツツジが綺麗咲いていて外に出るのが良い季節
となりました。今回は、お散歩ツアー「伊戸で懸崖滝の不思議発見」の報告です。

今回のお散歩ツアーは、地震で隆起した地形を確認しながら歩いて行くコースです。
房総半島南部では、6000年~7000年前は、現在の標高23~26m位のところに
海水面がありました。幾度にもおよぶ地震で隆起が繰り返され現在の地形になりました。
隆起した所を確認しながら歩いていきます。
出発地点は、館山市西岬地区にあります西岬地区公民館分館からのスタートです。
まずは平砂海岸を目指し畑の道を抜ける途中に珍しいお墓を発見。

長方形の墓石の下に盃のような形のものがあります。飲んべえの方のお墓かと思いきや、
女性の方のお墓でした。この盃の様な形はなんだろう?と思いながら平砂浦を目指します。


平砂浦海岸の端です。
平砂浦海岸には、いろいろな植物があります。

海岸線の民家の下には、ハマダイコンの薄紫色の花が咲いています。

平砂海岸から国道に出る手前は坂になっていて、元禄地震の際に隆起した場所を見る事
ができます。写真ではわかりづらいですが、小さな滝になっています。

漁師町の細い道を抜け、次に向かったのは伊戸台場跡。
残念なことにここでトイレ休憩してぼーっとしてたら写真を撮るのを忘れてしまいましたが、
現在の台場跡は、伊戸だいぼの駐車場になっています。

次も、花畑だった?脇の小道を通り、子育て地蔵へ。

古くは磯浜の小高い所に賽の神として祀られていた場所に、石宮・墓石と共に子育て地蔵が
祀られています。お地蔵さんの肩に乗った子供が宝珠を撫でていたり、衣の裾に絡みつく子
供の仕草が微笑ましいお地蔵様です。

次は、圓光寺へ。

真言宗智山派の寺院で医王山と号します。このお寺には、明治の洋画家・青木繁と縁があります。
明治38年(1905)、代表作「海の幸」製作の翌年、圓光寺に恋人の福田たねと滞在し、本堂の板戸
4枚に焼いた釘で、伊戸からみたと景色と思われる作品を残しました。残念なことにこちらには残っ
ていなくブリヂストン美術館が所蔵しているそうです。

圓光寺の墓地には、地蔵板碑があります。

次は、道路上から伊戸の滝を見学

以前は、滝近くまで行けたそうですが、現在は草に覆われ道がわからなくなっています。
地元では「お滝」と呼ばれているそうです。40年近く前に滝の上に灌漑用の貯水池を
造ったため、大雨が降って貯水池の水があふれないかぎり豊かな落下水は見る事ができ
ないそうです。

次はもう1つの滝があります御嶽神社へ。

祭神は日本武尊。文化3年(1806)の手水鉢や天保9年(1838)の石燈篭があります。

本殿左側に滝があります。

懸崖滝ですが水量が少ないため、滝面の浸食はほとんど進んでいません。昔は滝行の行場
があったらしく滝の中段には不動明王の石像が祀られています。

あとは、出発地点へと帰ります。今回のお散歩ツアーは伊戸の地域を散策しました。
こんな所に滝があるんだぁ~と思ったり・・・・まだまだ面白いところがあるんです。
次回は、5月の月イチツアーで「富山(とみさん)」に登ります。

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