4月月イチツアー「中世の史跡とニリンソウ」報告

いやぁ~もう5月になってしまいました。約1ヶ月更新してなかったなんて、
自分でもビックリです。遊んでた訳ではないのですが・・・これから、心を
入れ替えマメに更新していきます。

さて・・・
4月に入り4月6日に「中世の史跡とニリンソウ」の月イチツアーを開催しました。
月イチツアーは、南房総市富山町の平久里地区を拠点にし、林道を通り余蔵山を目指します。
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途中には、滝があったり桜が咲いていたり、森林浴を楽しめます。(花粉症の人にはちょっと
きついかもしれません。)
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大島桜は、野生種のサクラです。関東以南の島の海岸沿いから山地にかけて多く生育して
いて、特に伊豆諸島に多く、和名の由来となっています。伊豆半島・房総半島にも自生して
いますが、製炭のために持ち込まれたと言われています。

余蔵山の頂上を目指す前に花火工場跡へ寄り道。
平久里の花火は歴史も古く各家の長男が代々作り方を継承してきた貴重な伝統文化でしたが、
平成6年に花火工場の爆発により残念ながら途絶えてしまいました。
花火工場跡には、沢山の桜が咲いています。
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寄り道した後は、余蔵山の頂上を目指します。少しキツイ坂道もありますが、頂上からの
景色は、なかなかの物です。余蔵山の標高は252.3mです。
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あとは、下山して古戦場をめざします。
途中、房総里見家の里見義通・里見義豊が眠る墓へ寄りました。
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墓の周辺には、今回のタイトルにもなっているニリンソウが群生しています。
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ニリンソウは多年草で、春山を代表する花の一つです。3月~6月に直径2センチの花をつけます。
多くは1本の茎から特徴的に2輪づつ花茎が伸び、和名の由来となっています。

少し歩くと、「里見八犬伝」の舞台となった犬掛の里です。ここの地で、八房は玉梓の呪いのかかった
狸に育てられます。像は、八房と狸です。
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今回は、野山の植物を楽しみ、歴史に触れるツアーになりました。

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