地域調査(八幡・那古編)

お盆休み、みなさんどのようにお過ごしになりました?
海・山に楽しまれた方もいらっしゃると思います。
私的には、お盆休みは、お墓詣りと、涼しい部屋で昼寝三昧ですかね。そのせいか、
坐骨神経痛が復活ぎみになっております。
微妙に痛い腰で、地域調査に昨日(8月19日)出かけてきました。このコースは、
9月8日(日)に行います「月イチウォーキング・槙の回廊と那古の式部夢山道」です。

集合は、北条海岸三軒町休憩所。前日まで海の監視所だったので、昨日は片づけを
していました。
日影にいると海風が気持ちいいと感じながらここに居たいと後ろ髪を引かれながらも出発。
道路を歩き始めると暑いのなんの・・
日影を探し探し歩き安房高等学校へ。この学校は、世界的にも有名なミュージシャンが卒業した
学校で剣道も強い学校なんです。そんな高校の近くにあるのが、長尾藩稲荷神社。
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稲荷神社のあたりに明治元年から明治4年まで長尾藩と称する藩がありました。長尾藩の前身
は、駿河国志太・益津(現在の静岡県藤枝市)にあった田中藩で、国替えに伴って藩士たちと
ともにこの地に移り、鎮守として建てられました。
この場所には、天保14年(1843)に鋳造した大砲が境内に奉納されていましたが、戦争中
に供出されてしまいました。

槙の生垣をみながら、鶴谷八幡宮へ。
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平安時代初期に国府近く(現・南房総市府中)に安房国総社として創建され、鎌倉時代に入り
総社から改変され八幡宮となり、当初の場所から遷座するに至りました。

拝殿向拝の天井にある百態の龍は、安房を代表する彫刻師、後藤利兵義光の作品です。
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中央の鏡天井を中心に周囲54態の様々な龍の姿が組み込まれています。館山市有形文化財です。

さて、槙の路地を通り目指すは八雲神社。
マキは千葉県の木にも選定されていて、県南部(安房地域周辺)では、防風・防潮・防火などの
効果を目的に家の周辺を生垣で囲っています。
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八幡の祭礼前には、この生垣がきれいに刈り込まれていて、圧巻です。
立派な生垣のある家とかは、毎年植木屋さんに支払う金額が、30万円位かかるとか・・・

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こんな風に刈り込んでいる槙の木もあります。

八雲神社に到着。ここまで、暑い中歩いて来たので少し長い休憩。
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次は、芝堂からの那古寺です。那古寺のすぐそばにスーパーがあり、ここで水分とかを調達し
那古寺へ。
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日影を探し昼食です。
昼食終了後には、式部夢山道を行きます。結構、お盆休みボケした体には厳しいです。
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最初の階段をクリアーすれば後は、緩やかな道と少しの登り階段なので大丈夫なんですが・・・
途中、海風が吹いてい気持ちいい場所があるので、暑い体が癒されます。
ここまでで、約6キロちょっとです。これから、那古海岸を通って集合場所に戻ります。
このコースは、10キロ近いコースになるかと・・・・
暑さのせいか、写真を撮る事を忘れていて、周辺の写真がありません。

当日は、暑さ対策が必要かと思います。ご参加を予定されている方は、十分睡眠・
水分・暑さ対策をお願いします。
まだまだ、見どころ・解説がありますので、是非ご参加下さい。

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