「こわいナイトツアー」を安房高野山妙音院で開催しました。
今回のツアーは、ウォーキングではなく、少しでも夜を涼しく過ごしてもら為に、
企画しました。
内容は、戦国大名里見氏の家来だった薦野家のお墓の前で、薦野家のお話と
それにまつわる少し怖い民話のお話をしました。(バタバタしていて写真は撮れませんでした。)
その後、妙音院のご住職による、地獄絵絵説きを行いました。
この地獄絵は、普段は8月16日しか見れないのですが、今回は、このツアーの為に、特別お願いしました。
7日間おきに閻魔大王をはじめ、十王に7回裁きを受け、最終的にもっとも罪の重い者が地獄に落ちます。
閻魔大王の鏡は、その人の人生が写しだされ、嘘をついてもすぐにバレてしまうのです。
そんな地獄絵の解説を聞き、いろいろ考えた1日でした。
その後、先日整備した、やぐら(天神・稲荷社)に向かい、やぐらのお話を・・・・(ここも暗くて写真を撮ってません)
やぐらと言えば、鎌倉を思い出す方もいると思いますが、館山・南房総にも数多くのやぐらが残されています。この事により、鎌倉と深いつながりがあった事がわかります。
次に、12月16日に落慶法要が行われる本堂の前で、館山・南房総に伝わるちょっと怖い民話を、語り部により読み聞かせを行いました。
今年のこわいナイトツアーは、無事終了しました。
来年は、子供たちに参加してもらい、少しでも命の大切さを知ってもらいたいと思いました。