月イチツアー「古代祭祀の聖地宮下莫越山」報告

昨日、10月14日月イチツアー「古代祭祀の聖地宮下莫越山」を開催しました。
天気にも恵まれ、10月中旬というのに、少し暑いウォーキングになりました。

莫越山神社は、前日、お祭りをやっていた事もあり、大きな旗がまだ建てられいました。
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コースはと言いますと、永野台古墳ー端岩寺ー莫越山神社ー高雲寺ー奥の院ー八雲神社ー
月崎神社ーうなぎ棒ー莫越山神社というコースです。
この南房総市丸山町宮下莫越山神社周辺の地名には、神社に関係する地名が残っています。
また、古代の祭祀遺跡が周辺に点在することから、古くからの信仰があった場所になります。

いろいろありまして・・・前半の写真が撮れていないので・・・・
莫越山神社から・・・
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別称、渡度神社で祭神は手置帆負命(たおきほおいみこと)と彦狭知命(ひこさしのみこと)
で開拓に来た小民命(こたみのみこと)と御道命(おみちのみこと)が祖神を祀った。
渡度山は奈良の巨勢山(こせやま)に似た神奈備式の山容をご神体として祭祀がおこなわれ、
後に社の造営が行われたと思われます。

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莫越山神社の参道にある永夜燈は、弘化2年(1845)に奉納されたもので、高さ3.1mの1対の
石灯籠です。中台四面には、麒麟・鳳凰、竿には龍、格挟間の四面には唐獅子が浮彫りされて、
精巧な彫刻が施されています。市指定文化財になっています。

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高雲神社です。莫越山神社の別当寺です。少し後ろに見える山が渡度山です。

渡度山は、まんまる山なので、かなり急な山道を登って奥の院へ向かいます。
途中に勝軍地蔵があります。少し珍しいお地蔵さんです。
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地蔵菩薩のひとつで、これに念じれば、戦いに勝ち、宿業・飢饉などを免れるといわれ、鎌倉時代
以降に武家に信仰されました。甲冑を身に着け、武器を持った姿をしています。

渡度山頂上には、莫越山神社の奥の院がります。ここまで登ってくるのは、大変ですが、人を
寄せ付けないような感じで、パワースポットになりそうです。
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裏側へ出て八雲神社へ。
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3基の御神輿が飾ってあります。

次は、月崎神社へ。ここは、もうかなりさびれた神社で(地元の方すみません)、神社辞典にも
載っていない神社です。
少し面白写真が撮れたので載せますが・・・
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神社の下にあった屋根が付いたお宮です。邪鬼なのか・・・お寺だったとおもわれる痕跡もあって
不明な場所です。

うなぎ棒をみて、莫越山神社に到着です。

途中でみつけた物を少し・・・
白式部
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からすうりの中から、うちでの小づちが出てきました。
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わかりづらいかと思いますので、からすうりを見つけたら、割って種を綺麗に洗ってみて下さい。
小づちがでてきます。

灯篭にカエル
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秋を感じながらのウォーキングは、ここちよう疲れで終了しました。
次回は、11月10日城跡シリーズ滝田城です。是非ご参加下さい。

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